それでは約束した通り、クマ蔵は口を一切つぐみ、サントリーニの夕陽がエーゲ海に沈む3時間のハイライトを写真だけでお届けする(詳しくは昨日の記事を参照)。 午後5時半過ぎ、まるで花やかに幕を開けるように巨大クルーズ船が海峡を通過。直後に空が赤く染まって、饒舌なヨーロッパのヒトビトも圧倒され、みな口をつぐんで夕陽を見つめたのである。 夕陽が完全に水平線の下に没したのが午後7時半を少し回った頃。大きな暖かい拍手が、「秘密のタベルナ」からも、100m離れた展望台からも湧きおこって、人々は熱い感動に包まれた。 すぐにみんなが斜め30°の三日月に気づき、方々から「Look, the moon’s up」の続きをみる
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